令和7年度 東京庄原格致会総会・懇親会の報告
今回参加の皆さん
雨模様となった10月19日(日)、東京庄原格致会の総会・懇親会が、四ツ谷の主婦会館プラザエフにて行なわれました。ご来賓に、庄原から格致高校の教頭、龍王理香先生をはじめ、庄原市長代理として総務部長加藤武徳様、同窓会副会長の奥田虎昭様、実業高校同窓会東京支部の支部長、新井教亨様、世羅高校東京校友会の会長、吉宮孝治様の5名と、特別参加に庄原市役所から企画振興部地域振興課長の関浩樹様、元東京広島県人会会員拡大幹事、小林正治様の2名をお迎えしました。そして会員は33(同伴1名を含む)名の参加で40名の総会・懇親会となりました。
【総 会】
初めに、司会の本間ますみ事務局長(49年卒)より、この1年の間に事務局で把握できた11名の会員の訃報が報告され、黙祷をささげました。
次に、議事次第に沿って武廣巌会長(48年卒)より開会のご挨拶がありました。
武廣会長は、かつて、今日ご参加の小林正治様と居酒屋で知り合いそのご縁によりこの会に参加したという経緯や、芸備線と新幹線で続けて隣の席となった人が東京庄原格致会の会報に関わっていた人だったこと、和歌山という見知らぬ地で話した人が格致会の人と同僚だったことなど、偶然にしてはたいへん多くのご縁を感じるできごとが続いている話をされました。こうしたつながりの不思議さや面白さ、そして大切さがあり、私たちはそんなご縁によってここに集うことができています、として、同じ故郷を持つ私たちにとってこの東京庄原格致会は「皆さんの居場所になる」というご挨拶がありました。
武廣厳会長開会挨拶
次に、ご来賓よりご祝辞をいただきました。
初めに、庄原格致高等学校の龍王理香教頭先生から、校長の今川俊文先生に代わってのご参加であり、今1年半を格致高校で過ごしているとの自己紹介、そして、格致高校の歴史と伝統を引き継ぎつつ現在に至る学校の様子、また生徒たちの充実した活動等についてお話があり、学校紹介のパンフレットを参加者全員に配布してくださいました。
次に、庄原市長代理としてご参加の加藤武徳総務部長から市の現況として、今年、市長と市議会議員選挙があり、格致高校卒の八谷市長が誕生したこと、新たに進行している庄原市の行政について説明がありました。人口の減少が加速している現状と課題について、また、長期的な展望を持って経済や産業の向上等、取り組む内容について話がありました。
龍王理香教頭先生
加藤武徳総務部長
次に、庄原格致高校同窓会から奥田虎昭副会長が、同窓会として長年卒業生に関わってきた経験から、生徒たちの活動内容の変化、進路先の変化、時代の流れと県政の方針の変遷に伴って格致高校はじめ庄原市内の高校がたどってきたルーツ等が語られました。
奥田虎昭副会長
その後、武廣会長を議長に、議事に入りました。 令和6年度の事業報告、決算報告が本間事務局長より説明された後、塚原通彦監事(38年卒)より会計監査の報告があり、いずれも拍手で承認されました。 役員改選について、3名の役員が体調等の事情で退任したいとの申し出があったことを受けて、会長より提案があり、承認されました。 その他、会員名簿の削除修正についてと、事務局あてに届いたメッセージについて、報告がありました。 議事を終わり、庄原からご参加の庄原市企画振興部地域振興課、関浩樹課長から「庄原の現況」のお話と、峰田の自治振興区が作成された大変懐かしいDVDの上映がありました。 その後、集合写真の撮影(当日プリントして配布)、懇親会へと移りました。
塚原通彦監事
関浩樹課長
【懇親会】
懇親会は助政千尋幹事長(40年卒)と木曽隆治副幹事長(46年卒)による司会で、八谷英樹前会長(35年卒)が乾杯の音頭を取り、和やかに始まりました。テーブルには庄原から取り寄せた「比婆美人」も並びました。 庄原実業高校同窓会東京支部の新井教亨支部長、世羅高校東京校友会の吉宮孝治会長からお祝いの言葉とそれぞれの会の状況や会員の動向などお話がありました。 司会の二人による「庄原季節巡り」の熱唱があり、その後、ヒロシマを撮り続けた写真家の宮角孝雄さん(41年卒)から被爆80年の今年発行した写真誌の紹介と販売のお知らせがありました。また、初参加の平野智代さん(46年卒)は、来年3月には東京を離れ故郷庄原に帰りますので、東京の格致会には記念に参加してみました、良い思い出になりますとのお話がありました。久々参加の渡邊千草さん(38年卒)は、体調不良ではあるが西城会の「隅田川クルージング」に参加したきっかけからまた格致会に来てみたくなり、ご主人を同伴しての参加、とのお話でした。また藤谷道夫さん(52年卒)は、今年の会報に「イタリアの疑問」を寄稿してくださいましたが、その裏話など話してくださいました。今回参加者の中で最年少である林家ひろ木さん(平成10年卒)は、落語家として活躍している現状を小話を交えて面白おかしく話してくださいました。 時間も押してきたところで、残念な結果に終わったカープを来年もしっかり応援しようと「それゆけカープ」を歌い、そして最後に、ご来賓の方も一緒に円陣になって校歌を歌って、田渕統洋さん(35年卒)の中締めでお開きとなりました。名残惜しくも、皆さん、庄原ゆめさくらより届けてもらった「庄原土産」を手に解散しました。来年もお元気で、ぜひ新しい会員を誘って、再会しましょう。
A席
B席
C席
D席
E席
F席
G席
